2011年 07月 27日
九州を旅する Part2!
今回は毎日午後からゲリラ豪雨と落雷が発生したので山の中でテントは張れなかったんですが、事前にそのことを想定して九州入りしてたので雨が降り出したら気持ちをすぐに切り替え、街を散策して楽しんできました。
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ここ10年ほど年に一度は九州を旅していますが、別府を拠点にする場合が多いです。
四国からのフェリーの発着が近いということもありますが、それを抜きにしても私はこの街が大好きです。温泉が沢山あり、古い町並みが残っていて、観光地特有の胡散臭い夜の雰囲気が私の笑いのツボを刺激してくれます。
別府駅前にある「駅前高等温泉」
日本の観光地にありがちな作られたレトロでも作為的な和風でもなく、ただ当時モダンに建てられた建物が古くなった温泉施設です。中は清潔に掃除されてます。入浴だけでも利用できますし、個室・仮眠室で宿泊も出来て1500~2500円で泊まれます。番台の女性もいい感じです。
他に別府らしい宿として「大黒屋」 「双葉荘」「陽光荘」など自炊できる湯治宿もあります。この三軒には地獄釜と呼ばれる天然の蒸し釜があり、近くにある日野鮮魚店で魚を買ってきて蒸すとびっくりするほど美味しいです。硫黄や塩分、温泉成分の効果でしょうか、とにかく美味しいです。スーパーではなく日野鮮魚店や小さな商店で地獄釜に蒸すのに適した魚や野菜を聞いてから買って下さい。それぞれ地獄釜に向き不向きがありますし、店主とのそんなやり取りも旅の大切な宝物です。
私はどこに行ってもだいたい暗くなるまで遊んでから宿に入ります。
それから荷物を置いてカメラ片手に街を散歩します。
前回来たときはここでご飯を食べました。
今回は無理やり的に別府名物にしようと奮闘しているとしか思えなかった「別府冷麺」なるものをダメもとで食べてみましたが
これが美味しかったです。ナメてました、別府の皆さん、ごめんなさい(笑
ちょうど高知のソーメンのだし汁のような汁にキムチと固めの麺が入っていて、癖もなく食べやすかったです。
お腹を満たしたら散歩です。
そして
この雰囲気がたまりません(笑
2階の店の名前が「スナック 青い鳥」。もう完璧でしょう。
この街を歩いていると私の一番古い記憶の中の風景を見たような気持ちになります。
何かを思い出したように微笑みながら夜中まで歩いてました。
by unsane001jp
| 2011-07-27 10:08
| 旅