人気ブログランキング | 話題のタグを見る

TAGO-MAGO 東京を歩く 2

「三国一うどん」

TAGO-MAGO 東京を歩く 2_b0195924_21423588.jpg


布が半分詰まったバックパックを背負って歩いていると懐かしの三国一うどんを発見して興奮するガウチョパンツを穿いた縫いこ(笑
ここは「サラダうどん」発祥の店で、今ではコンビニなどで普通に売っているサラダうどんですが当時はうどんをサラダ感覚で食べることがとても斬新でした。


「思い出横丁(ションベン横丁)」

TAGO-MAGO 東京を歩く 2_b0195924_2247218.jpg


新宿西口と言えばここです。戦後の闇市がそのまま残っている横丁で、ここでの思い出や出来事を書くと文庫本3冊ぐらいになるので止めときますが、ここがなかったら私の東京生活は成り立ちませんでした。

TAGO-MAGO 東京を歩く 2_b0195924_23113754.jpg


居酒屋、ラーメン屋、定食屋などが立ち並ぶ飲食街で、380円で焼き魚定食を食べられるお店があったり、

TAGO-MAGO 東京を歩く 2_b0195924_23212151.jpg


「かめや」では茹でたての生そばが230円で食べれたり、

TAGO-MAGO 東京を歩く 2_b0195924_23251654.jpg


朝から開いている焼き鳥屋があったりします。
ちなみに縫いこと初めてご飯を食べに行ったのは、この横丁の中心的なお店の「つるかめ食堂」というお店で、アフリカ帰りの兄も「すごいやんか…」と苦笑いするほど濃厚なお店でした。(笑)

数年前、この横丁でボヤ騒ぎがあり、お決まりの「消防法」がなんとかで営業許可が下りず、横丁の存続は難しいかもしれないという話も聞きました。気になる方はこちらをご覧ください。



(NO4まであります)

日本は本当に古いものを存続出来ないように追い込むことが好きですよね。古いものを規制して追い込み、歴史や文化を破壊し、そこへコンクリートを流し込んで埋め固めることが発展であり近代化の証だと信じ込んでいるのではないでしょうか。

つるかめのおじちゃんとおばちゃん、いつまでもお元気で。
頑張れ!三代目!!


「代官山駅」

TAGO-MAGO 東京を歩く 2_b0195924_9312410.jpg



左にあるのが新しい代官山駅なんですが、あまりの変貌ぶりに駅前に立って駅を探していました(笑)



「SENMYOJI」

TAGO-MAGO 東京を歩く 2_b0195924_9165697.jpg



代官山にある寺「泉明寺」
左のガラス張りの中にはご本尊があり、右の外壁は古い瓦をリユースしているのだと思います。
凄いお寺ですね(笑



「ハリウッドランンチマーケット」


TAGO-MAGO 東京を歩く 2_b0195924_838253.jpg



かれこれ30年前、高知の大橋通りのモスバーガーの西隣に「ハリラン」はありました。
BIGI、GRASS、COMME des GARÇONSなどのDCブランドを着た若者が溢れていた時代に、ハリランはアメカジをさらに着崩した感じのものや、少しエスニックな雰囲気の洋服のあるお店でした。DCブランドはフォーマルメインのブランドが多く、パンクやストリートファッションが好きだった中学生の私には違和感がありましたが、ハリランにはガーゼシャツやクルタのような真っ赤な開襟シャツがあったのでなんだか嬉しくてお金がないのによく遊びに行ってました。
ここが代官山の本店で、上京したばかりの10代の頃はお金もないのに毎週のように通っていました。当時は今で言うセレクトショップとオリジナル商品が入り混じるお店で、もうそれはズバ抜けてお洒落なお店でファッションだけではなく、行くたびに色んな刺激を貰っていました。

そんな記憶を思い出しながら20数年ぶりに遊びに行きました、今は普通すぎる服屋さんでした。

(ハリランや45rpmのOEM(下請け)繊維工場が現在Kap〇talというブランドになって昔のハリランの雰囲気があると聞いていたので初めて行ってみましたが…ピンとこなかったです)


「ベルテンポ」

TAGO-MAGO 東京を歩く 2_b0195924_020555.jpg



飯田橋にあるホテルメトロポリタンエドモントの一階にあるレストラン「ベルテンポ」でランチビュッフェがあり、
数年前に某出版社の取締役の方に連れて行ってもらい凄く美味しかったので、また行きたいと思っていたところ、携帯電話解約時に出てきたNTTのポイントでホテルの食事券があったので無料で食べてきました。
私は長年洋食のコックをしていました。ヒルト〇ホテル、京王プラ〇ホテルではビュッフェも作っていましたのでビュッフェの内容と内情?もある程度解りますのであまりビュッフェに良いイメージはないんですが(笑)、ここのビュッフェは美味しいです。質と内容の充実さは倍の値段を出してもおかしくないほどクオリティーが高いと思います。料理に、特にソースにはとても手間暇をかけているのが解ります。東京へ行ったらまた食べに行きたいと思います。

ただ、幼い頃から釣りが好きで世界中の魚を釣ってきた自然な流れで魚の種類や生息域や旬に詳しくなっていますし、安全で旬の美味しい野菜などの食材が簡単に入手できる環境にある今の私は食材の味が分るので、その点では味わって料理を食べるとなるとやはり都会での食事事情ではどこかで満足出来ない自分も居ます。これは知ってしまった悲しみ「知恵の悲しみ」であり、同時に田舎者の喜びなのかも知れませんね。




今回の旅は東北と東京を横断するハードスケジュールでしたが、道中は誰かに、何かに、感謝する気持ちが常にありました。縫いこの両親や親族、旅先で出会った人々、滑走路から見た飛行機を整備している整備士さん、自由を与えてくれた自分の両親、震災で壊れた高速道路の復旧作業をしている人、東京の街、レンタカー屋の受付の中国人のお姉さん、初めてのカーナビ、忙しい中時間を取って食事に連れて行ってくれた親子ほど年齢の離れた友人、全てに感謝をしています。
今回は紹介しませんでしたが宮城で見た津波被害地での衝撃は亡くなった方々を追悼するとともに生きていることへの感謝、生かされている私達の責任なども同時に考えさせられました。


これからもTAGO-MAGOらしく頑張ります!





 あなたは人生の目的は何だと思いますか?
 私はいつもみなさんにこう言います。「そんなに哲学的に考えずに簡単に考えなさい」と。「幸せ な人生」、これが私たちの生きる目的だと思うのです。私たちの人生は希望に基づいています。希 望とは「何かいいこと」です。私たちは「何かいいこと」を期待し、イメージして暮らしているの です。希望を持つことで私たちの人生は維持されていると言ってもいいでしょう。
 だからこそ、私はみなさんにこう答えるのです。「人生の意味は幸せになることだ」と。

 ダライラマ14世

* 
 
by unsane001jp | 2012-08-03 10:10 |