2013年 10月 19日
関西仕入れ旅 2013 10月編
翌日、近畿で問屋を廻る段取りをしていたので、淡路島から宿泊先の神戸三宮へ。
片付けや積み込みでバタバタして夕飯を食べそびれていたので取りあえず腹ごしらえを。
先ずは居酒屋で乾杯。
(私♂はお酒を飲まないのでウーロン茶です)
「大根サラダ」
「モツ炒め」
〆は
「第一旭 ラーメン」
「餃子」
後で調べてみたら偶然にも昔、深夜の京都で宿を探して徘徊していたときに入ったラーメン屋が「第一旭 本店」でした。高知の「愛宕のラーメン(愛宕病院前の屋台)」を3倍ぐらい濃くした感じの味でしたが美味しかったです。
翌朝。
時間があまりないので今日は小走りで問屋を廻ります。
いつもなら旅先では趣きのある食堂の定食や昔ながらの喫茶店のモーニングセットを捜し歩きますが今日は時間がないので駅地下で済ませることに。
その名も
「ビクトリアカフェ」
私のようなガラの悪い男が入ったら追い出されそうなゴージャスなシャンデリア&内装&名前のお店です(笑
いつもの私ならお金を貰っても入らないであろう佇まいのお店ですが、時間がないのでそんなこと言ってられないので思いきって入店。
何事も見かけで判断しちゃダメですね・・・
「アイスコーヒー」
文句なく美味しい!
写真を撮り忘れましたがトーストも美味しかったです。
アイスコーヒーと言えば忘れられない思い出があります・・・。
中学2年14歳?のとき、高校2年生の女子とデートをしました。
私が出入りしていたバンド練習スタジオ「サウンドボックス」でよく一緒になる女性と映画を観て、服屋や文化屋雑貨などに行ったりしてお好み焼き屋でご飯を食べました。食後にアイスコーヒーを頼み、シロップを少し入れてストローで混ぜて飲んだ瞬間
「男がおちょぼ口でチューチュー吸いなや~気持ち悪い」
と言われ
『でもガムシロ入れちゅうき混ぜな下に甘いの溜まるやん』
と反論すると彼女はアイスコーヒーを引き寄せストローで中をグルグル回してストローを抜いて私に差し出し
『はい、これで大丈夫』
と笑顔で渡されました。
この時から 「男子たるものストローで飲み物を飲むべからず」 の美学を植えつけられ今日に至っております(笑
「心斎橋」
ちょっと寄り道して「Time Bomb Records」へ。
大阪へ来ると必ずと言っていいほど立ち寄るお店で、オルタナティブロックやハードコアパンクが好きなら世界中の誰もが唸る品揃えのお店です。
ところでこの街灯、カワイイですね(笑
「電車の中刷り」
おしゃれな人はみんな一つ結び。
かわいいとイタイ、ここが境界線。
やればできる!目もと-7歳見え
なんだか凄いですね、女性雑誌って(汗
以前にもブログで書きましたが、私達はあまりTV・雑誌・新聞などを見ない生活を長年しているので電車の中刷りを見て「普通」とか「一般的」「多数派」の価値観や世界観、社会の実情を知り色々と考えてしまいます。写真の女性達と書かれている名前を私は誰一人知らないんですが、10代の少年ならまだしも大の大人の男がTVや雑誌の女性に興味を持つことが私には理解できないし、裸やら水着を見て何がどーなのか・何をどーしたいのか(笑)。
なんだか悲しくなってきますね、男性雑誌・・・汚染水もエロも同じテーブルに置かれていることに疑問や戸惑いを持たず当たり前として流すことが日本の男の現実なんでしょうか。もちろん私も四六時中汚染水や原発問題を考えているわけでもないし、エロが悪いとも思わないし私も男ですのでエロも持ってますが(笑)一緒しするのはどーかと。味噌もクソもそれぞれ必要ですが、一緒にして「味噌クソ」は間違っていると声をあげるるべきではないかと。
アリーナ、14000円・・・ローリングストーンズの来日公演よりも高いですね。五木ひろしさんと都はるみさんが二人で高知へコンサートにきた時、2000円で入れる割引券をスーパーで配っていて「演歌も大変なんだなぁ・・・」と思ったことがありました。
天童さんって名前と顔は知っていますが歌を知らなかったのでyoutubeで聞いてみました。歌が上手いんですね。布川さんってシブガキ隊ですよね?デュエット相手なんでしょうか。
都会の電車の中刷りから「普通」を色々教えてもらってます。
続く・・・
*
本日のBGMはこれ!
「Alice Coltrane」
間口が広く大きいものは入りやすいし触れるのも簡単だけど表面的で軽い。
間口が狭く小さなものは入り難いし見つけるのにそれなりの努力や苦労が必要ですが深く、そして重い。
前者が圧倒的に多数ですが後者の方が信じられる気がするし、そんな世界観に触れたいと私は思います。
Alice Coltraneは電車の中吊りになるような雑誌やTVに出てくることはまずありません。
音楽に、ジャズやブラックミュージックに興味を持ち、何百枚・何千枚もの音源を聞いた後に到達する音楽だと思います。でも、そんなアーティストを一度好きになると20年後も聴いていることを私は経験で学んで来ました。
TVやラジオから流される使い捨ての流行歌やポップスにもいい曲は沢山ありますが、私は20年後も変わらず「好き」と思える世界観を持った音楽しか信じていないし、自分の側に置きたくはありません。それは音楽に限らず友人だったり趣味だったり服だったり食べ物だったりもします。
自分の人生に組み込み、共に進みたいと思えるものを側に置いて生きてゆきたいです。
もっと深く、もっと広く。
by unsane001jp
| 2013-10-19 11:43
| 旅