2013年 11月 22日
ロハスフェスタ 番外編
3日間ロハスフェスタへ出店、1日は仕入れで関西の街を食べたり歩いたりしてきましたので、そのときの
様子を紹介したいと思います。
カシュクールワンピースとガウチョパンツを穿いて案内を待つ縫いこ。
滞在先の近くで焼き鳥屋を発見。
人気店のようで満席でしたが丁度お客さんが帰りすぐに入ることができました。
(ねぎま)
(サラダ)
(ささみチーズフライ)
やっぱり炭火で焼いたお肉って美味しいですね~。
もちろんタレの味や肉の質もありますが、炭火でお肉を焼いて出る独特の香り、食感、ジューシーさがたまりません。
去年まで虹の書かれた建物の場所に古い建物の郵便局がありました。
梅田発の高速バスに乗るとき、この郵便局のガードレールに腰掛けて行き交う人を観察するのが大好きでした。この隣にショッピングモールがあり、アウトドアメーカーのお店が沢山入っていたのでここへも良く行ってました。そこは今も「ALBI」として継続しているようです。
東京だと飯田橋や神保町・御茶ノ水、大阪は梅田駅と丸ビル周辺など、都会には駅やビジネス街のド真ん中にアウトドアショップが沢山あります。都会のコンクリートジャングルで日々を消耗し、たまの休日に安らぎや楽しみを求めて海山川へ行く暮らしを私も10年経験しているので、都会で暮らすアウトドアマン・ウーマンの気持ちは凄く分かります。都会生活者が大都市のど真ん中にあるアウトドアショップで散財してお金では買えない「自然」を体感するために道具や衣服を買い揃えるんです。
皮肉と言えばそれまでですが、そこから見えてくるものもあるんですよね。私はその時の空しさややるせなさが強くなり、より自然の濃い赤道直下の島やニュージーランドの森へ足が向いたと思いますし、こうして高知へ帰ったことにも繋がっていると思っています。東京のど真ん中で生活をしながら海外を釣り歩いたり高知で毎日釣りをしたりキャンプ生活をしながら暮らすことをずっと夢見ていました。結果、20カ国以上の国と島で釣りをしながら山や森を歩いてキャンプ生活をして、高知に帰り年間300日以上釣りにへ行ったり、10年間田舎暮らしをしたり、キャンプしながら旅をしてテントから職場へ直行したことも数え切れないほどあります。
都会に居るからこそ見えてくるものもあるんですよね。
地下鉄や地下街って「ムッ」っとした湿度とも熱気とも言えないような暑さがありますよね。
シャツをバックパックに入れてTシャツで歩いていると改札の前で小学生の軍団に
「おっちゃん半袖やし」
と言われました(笑
周りを見渡すとシャツにジャケット・ブルゾンを着た人、中にはダウンジャケットや革ジャンにマフラーを巻いた人も。
小学生軍団に指摘されて気になりすれ違う人をずっと見ているけど半袖で歩いているのは本当に私だけで、数十分後にやっと半袖姿の人を見かけたら大荷物を背負った外国人バックパッカーでした(笑
なにげに気になり昔から観察して来ましたがエスカレーターを空けるの、東京は右で大阪は(関西の一部地域も)左なんです。
何故でしょうね?(笑
この日は服飾品などを探して色々廻り夕食の時間が遅くなったので10時まで開いているマンゴーツリーカフェへ。
以前から一度行きたいと思っていましたが「デパートのオープンスペース」「小洒落たカフェ」というTAGO-MAGOの苦手な世界観なのでなかなか足が向きませんでした(笑
「ムーガパオとトムヤム」
「ガイガパオとチキンクェッティオ」
久しぶりにジャスミンライスとガパオの組み合わせを食べましたがやっぱり美味しいですね~。
クェッティオもそうでしたが、このお店は香草もスパイスも抑えた万人受けの優しい味付けでした。
ムーガパオとトムヤムは新宿のレストランで一緒に働いていたタイ人コックに教えてもらったことがあります。、いつか「食べるTAGO-MAGO」で出したいと思っていますがオリジナルレシピはむせるほど酸っぱかったり辛かったりします。それを2回3回と食べるとクセになり、その美味しさに気づいてしまったら、知ってしまったら、それじゃないと物足りなくなるんですよね…。
これを「知恵の悲しみ」と言います。っと開高健さんに教えてもらいました(笑
エフリムストール(昨年のショートモデル)を巻いて
ダモパンツ(コーディロイモデル)を穿いて大阪の街を堪能する縫いこ。
二年前まで大阪の街を知らなかった縫いこですが、今年だけで5回はこの道を歩いています。
その間に1000点以上の生地を見て触れて、何百ものアイデアが生まれています。
TAGO-MAGOは実践現場至上主義の2人が運営しています。
ファッション誌やネットからではなく、自分達が実際に歩いて、見て、感じて、触れて、食べて、直接的なことだけではなく間接的なことにまで触手を伸ばしてさまざまな事柄を吸収し、今はそれを洋服や料理などを介して表現しています。洋服や料理に止まらず、どんな事をしても自然と自分達の色が滲み出るような生き方を目指して、もっともっと表現を増やしてゆく計画をしていますので、長い目で見守って頂けたら嬉しいです!
今度は2月に東京を歩いてきます!!
*
本日はこれ!
「開高健」
中学一年生のとき、開高さんの本「オーパー」と出会い人生が変わりました。
「海外へ行く」 「色んなことをこの目で見て経験する」 「流されず自分の考えで人生を決めたい」
13歳の時に決めたことを実践してきましたし、今もこの考えは全く変わっていません。
知って、いっそう深く生きたいですよね。
by unsane001jp
| 2013-11-22 02:49
| 旅