2014年 02月 10日
東京仕入れ旅 2014 冬
今回の仕入旅は2400社の企業が出店するギフトショー(業者専門見本市)と絡めた服飾小物を探す旅でした。ギフトショーを2日間、問屋街と街の散策2日間と決めて朝から夜までビッシリとスケジュールを詰めて歩いてきました。
ギフトショーはディズニーグッズ~スマフォケース~ネパール雑貨までありとあらゆる種類の企業が出店し、その広さは野球場数個分、来場者20万人。
それだけの出店があってもTAGO-MAGOにとって縁遠いものや興味のないものが95%以上なので商談をしたのはほんの数社でしたが今後繋がりを持つことが出来たらいいなぁと思えるメーカーさんばかりでした。
ギフトショー以外では3つの問屋街と裏原宿、中目黒、代官山を散策してTAGO-MAGOのアンテナに引っかかる生地や服飾小物に出合えました。
久しぶりに歩いた原宿でしたが、やはりと言うかこの街もビル化が進み、個人が自分の好きなモノを置いているような店は減少し、大きな資本で売れる商品を大量に販売するお店が圧倒的に増えていました。
原宿ほどではないにしろ代官山と中目黒も同じく。
でも代官山は1本路地を入ったら自分の好きなモノを並べている昔ながらのセレクトショップも健在でした。
昔スケボーで遊んだこの坂のペインティングも。
ランチは本格フレンチが安くて気軽にテイクアウト&イートイン出来るお店 「ターブル オギノ」 へ。
三元豚の白ワイン煮込み。
牛・豚・鶏と燻製した里芋のテリーヌ。
山ウド・紅くるり・レンコンの柿の木茸杏マリネ。
フォカッチャ
ノーザンルビーのポタージュ。
オリーブソーセージ。
クルミ入りブランデーケーキ。
フォカッチャ。
調理の工程が多く手間隙のかけ方が半端ないことが伝わってくる料理でした。
2つのプレートで2000円ぐらいでしたが、料理の内容からしたら5000円してもおかしくない料理だと思えました。もちろんソーセージもテリーヌもソースも全てオリジナルでした。
後ろの席で食べているお客さんが
「この豚の血のソーセージの香りがハーブと上手く纏まってるのが絶妙よね」
「このキッシュの野菜のカットサイズと量のバランスに繊細さを感じる」
と話しているのが聞こえてきました。
料理人の表現が料理から無言でお客さんに伝わっているな、と感動しました。
今回はギフトショー、生地屋、服飾用品店、服屋、古着屋、アンティックショップ、レストラン、などから色んなことを学び、色んなことを考えさせられる旅でした。
(プライベート編へと・・・つづく・・・)
*
本日のBGMはこれ!
「Chet Baker」
代官山に住んでいた友人がChet Bakerのことが大好きでした。
今は遠い異国に住んでいますが、今も変わらずChet Bakerを聴いていると思います。
by unsane001jp
| 2014-02-10 23:59
| 旅