河の中の暮らし

現在の高知市の市街地は300年ほど前まで、ほとんどが海だったようです。

「高知」はもともと河中(河内)と書いて「こうち」だったようで、読んで字のごとく「河の中」「河の内」に町(城)があり、洪水被害が多く縁起が悪いので「高智」「高地」となり「高知」になったと高知史の本で読んだ記憶があります。

今、私が暮らしている市街地の大半は海で、山間部を除く陸地といえば大島(五台山)、田辺島、葛島、比島、洞ヶ島、竹島、玉島の7つ。すべてが島で船で往来をしていたんだとか。
「津」と言うのは「港」を意味し、東に大津、中央部に中津、西に小津という港があり、そこが港町だったようです。中津は今はありませんが今の「愛宕山」にあった地名だそうです。


高知はお城を挟んで久万川、江の口川、鏡川と3つの川があり、お城の回りで水害があまりにも多かったので山ノ内家が河川の護岸を進め、その流れが現代まで続き鏡ダムや河川の護岸工事の結果、今の高知市内ができました。

普段はダムで水をコントロールし、川をコンクリートで固めて水の流出を人間の手でコントロールしながら生活していますが、自然界の現象や地球の変化が人間の想定以上になった場合、私たちの生活や想いなど関係なく300年前の「河中」へと瞬時に戻ります。

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(水位よりも町の方が断然低いのが分かると思います)

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(この堤防の約10m下に土佐道路が走ってます)

私は今ある生活の上に胡坐を掻いて環境破壊だ地球温暖化だとヒステリックに言うつもりはありませんし、人類が滅びようと存在しようと地球は常に変わり続けて行きます。ダム建設反対とか護岸工事で自然を壊すなと言うレベルでもなく、高知市民はそんな人工的に作られた自然環境の中に「町」や「暮らし」を築き、根拠のない「安全」を信じて暮らしているだけで、その生活や安全が絶対でも当たり前でもないと認識して暮らすべきだと私は思っています。

想定外の雨が降っただけで私たちの「日常の暮らし」は崩壊します。
護岸されたコンクリートが割れただけで亡くなる命もあります。
太陽がクシャミをしただけで地球の生命体は居なくなります。
これが現実なんだと意識しながら暮らしたいと思います。

今週はまだ降りそうですし、下には超大型の台風が九州・四国方面へと接近しています。
高知のみなさん、十二分に用心してください!




本日のBGMはこれ!

「TOM WAITS」



こんなご機嫌な曲を聴きながらなんとか雨を乗り切りたいですね。

しかし、マークリーボのギターはいつ聴いても神憑ってる。
この録音時はまだ20代前半だったはず。

素敵すぎる~
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Commented at 2014-08-05 00:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by unsane001jp at 2014-08-05 08:10
四宮さま
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by unsane001jp | 2014-08-04 15:12 | コラム | Comments(2)