高知県西部に「大岐の浜」という綺麗な海岸があります。

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浜と海の綺麗さはもちろん、防風林となっている森の亜熱帯なジャングル、周辺の山々、そして極端に少ない人、といくつもの奇跡が集まりできたのが今の「大岐の浜」です。

過去には大手鉄道会社が大岐を巨大なリゾートタウンにする計画が持ち上がりましたが地域住民の反対などでこの計画は中止になりました。

そして数年前、防潮・防風林となっている森の中にある「黒松」が松食い虫の被害に遭い、このままでは黒松が全て枯れてしまうので立ち枯れしている被害木を切り倒し、これ以上の被害を食い止めようと土佐清水市は土佐清水市森林組合に「松食い虫による被害木の伐採」を依頼しました。
しかし、市と森林組合の「勘違い」で林の東南部分の大木は皆切り倒されました。
土佐清水市は土佐清水市森林組合に伐採を依頼しただけで現場確認の刷り合わせもなく、「勘違い」で大切な森が一ヶ月間切り続けられ、裸にされたんです。
今も森は少し残りそれなりに綺麗で重厚感もありますが、昔を知る者は誰も今の状態を「綺麗な森」とは言いません。いや、言えません。

大岐の防風林誤伐採 環境省許可なし 土佐清水市

を読んでみて下さい。

私はこの時、西土佐村の森林組合で働いていましたので噂を聞きつけ現場へ見に行きました。
経緯を聞きに市役所へも行きましたが、返答や対応はみなさんの想像通りでした・・・。


私は月に5回は高知市から、西土佐から、土佐清水へ釣りで通っていましたし、行ったときは毎回大岐の浜へ立ち寄ってきました。県外から友達が遊びに来ると四万十川は通るだけで大岐の浜へ連れて行き、秋~冬は数えきれないほどキャンプをしてきました。


そんな大岐の浜のすぐ横で今度はメガソーラー施設建設が計画され、地主は土地を20年貸す契約に捺印し、このままでは10月には工事が着工されます。

土佐清水市はすでに市内の緑ヶ丘にメガソーラー施設を建設し、雨が降ると大量の泥水が湾に流れ込んでいるのを横目で見ながら大岐のメガソーラー施設にもGOサインを出しました。


高知県土佐清水市緑が丘のメガソーラーの為に削られた山から泥が海に流出

をご覧下さい。

私は実際にこの目で見たかったので行ってきましたが、土佐清水の緑ヶ丘の施設の入り口で見たものは想像通りのものでした。


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この赤い泥が水路の終着点=海に流れ、湾内の底はこの赤土が蓄積され、比重の重い泥は永遠に湾内に残ります。これの何十倍もの規模のモノが大岐の横に建設されると、大岐の浜はどうなるんでしょうか?

地元の方々が集まり

土佐清水の豊かな自然を未来につなぐ会

が結成され、反対署名運動を行なっています。
是非ご協力お願い致します。
こちらのページからネット署名も可能です。

土佐清水の豊かな自然を未来につなぐ会のfacebook

”私たちは、メガソーラーそのものを反対しているわけではありません。
美しい海に面する自然林の大規模な伐採による海への悪影響を危惧しての署名活動です。”

とありますが、私も同じ思い・気持ちです。
いつまで使えるか分からないパネルのために何千何万年とそこのある自然を削らなくてもいいんです。一度壊した自然は戻ってきません、大岐の黒松のように。

”党派・思想・団体・個人の枠を超え、お金では買うことができない、昔から受け継がれてきた自分たちが守るべきもの、後世に残さなければならないものを今の時代を生きる私たちが手を取り合い一緒に守っていくべきではないでしょうか。”


TAGO-MAGOの店頭でも明日7月21日まで署名用紙を置いてますので、お店関係なく署名だけでもご来店お待ちしてます。お友達や家族にも声をかけて頂き、一人ひとりの気持ちでしかもう止められないと思います。宜しくお願い致します。

**
高知新聞に

「予定地を所有する企業の社長が地元説明会を開き、混乱を招いたことを住民らに謝罪した上で、経済産業省に提出した事業への同意書を撤回する方針を示した。地権者として経産省に提出しているメガソーラー設備認定への同意書を今週中に取り下げると表明。「来週日曜日(28日)に経過を報告したい」と話した」

という記事が掲載され、もう撤回して工事中止なんじゃないの?と多くの方に聞かれますが、方針は示したようですが実際に中止になったとの説明は一切ありません。

法的には何の問題も無く進む計画に捺印をして「やっぱり止めました」は通用しないのではないでしょうか。



一人ひとりの気持ちで動かすしかないと思いますので、署名お願い致します。


この浜を、海を、残しましょうよ、子供達に!


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(帰りに窪川で見たソーラーパネル群です。この何十倍もの規模が大岐の山を削って作られるんです…)

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by unsane001jp | 2015-07-20 17:49 | コラム

県外出店したときは旅気分で日頃食べることができないものや変わったもの、土地のものを食べるのを楽しみにしています。

初日は一昨年に台風直撃の中で開催された>「にじのわまつり」でつながったお客さまで、その後もササヤマルシェやアースデイ神戸に出店すると必ず来てくださり、わざわざオーガニックマーケットにも来てくれたり実店舗を始めたらすぐさま兵庫から日帰りで駆けつけて来てくれた2人のお客さまと一緒に夕食を食べました。

「硬いけど味のある美味しい炭火焼の焼き鳥の店」

があるとのこと。

日本はパンにしろ肉にしろ
「柔らかいことは良いこと」
「硬いことは良くないこと」
という認識が蔓延している気がしますが、歯ごたえがある美味しいものもこの世の中には沢山あるんですよね。

硬いの向こう側にある深みまで到達しないでファーストコンタクトの柔らかいで物事を判断する軟弱志向が日本を分かりやすさ優先主義で表面的な物事に慣れすぎて鈍感になっていることの表れなのではないかと25年ほど前から危惧しています(笑
スルメを「硬いから嫌だと!」という子供が当たり前になってしまったら、ファーストコンタクトで物事の大半を判断してその子供達が大人になる数十年後、いったい日本はどうなっているんでしょうか…

「人間が、心が、不感症になっている」

日々感じています。

自分は大丈夫か?安い優しさや表面的な安堵感に惑わされて大切なことを踏み外していないか…
ってなことを考えながら食べた歯ごたえのある焼き鳥は味わい深く絶品でした!

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美味しい料理を食べながら楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました!


そして深夜。
滞在先を抜け出して1人で夜食のラーメンを食べるのも出張のときの小さな楽しみになってます。

「神戸ラーメン 第一旭」

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これはこれでありだとは思いますが・・・深夜に食べるにはヘヴィーすぎました。
高知の透明あっさりスープのラーメンに慣れた舌には脂っこく感じてしまいます。
偶然にも昔、京都で宿を探して1人彷徨っていたときに食べた京都の第一旭と同系列だった見たいです。

全国でラーメンを食べてきましたが富山のブラックラーメンは超ド級な味でした(笑
この時は富山から北アルプスへバックパッキングに行ったんですが、深夜のブラックラーメンで翌朝も胸焼けが止まらなかったので出発を一日延ばした思い出があります。

ブログでいつも書いてますが、旅先では土地の食べ物や美味しいモノを探しますが、それ以上に「旅の味」を探すようにしています。美味しくなくてもいいので旅の記憶に強烈に残るものが食べたいんです。もちろん美味しくて記憶に残る出会いが一番いいですが、そんなに簡単にいかないのも旅の楽しみです。
長野のザザムシ、滋賀のフナ寿司、強烈に記憶していますし、フナ寿司は琵琶湖へ行くと必ず食べますが毎回嗚咽しながら無理やり飲み込んでます(笑


アースデイ神戸二日目終了後、すぐに帰っても渋滞時間なので神戸でご飯を食べてからゆっくり帰ることに。時間があまりなかったので別件の用事先の近くにあった鉄板焼きへ。

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ここは昔、金沢~能登半島へ1人でバックパッキングに行った帰りにバスの待ち時間があったので食べて美味しかったお店。

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甘めのソースで粉っぽさのないモダン焼き。
焼きそばも少し甘めのソースに太麺。

美味しかったんですが…記憶以上に普通の味でした(笑

記憶が美化したのか、それとも他を知りすぎた故の「知恵の悲しみ」なのか…





翌日の朝食用のパンがないので近くにあったパン屋さんを覗くと嬉しい看板が。

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パンや食べ物に限らず、社会を見渡すと当たり前のことを当たり前にできない状況って日に日に増殖している気がしますが、知らないうちに自分もその歯車の中で踊らされてないか襟元が締まりました。

後は帰るだけですが仕上げにスイーツ&ドリンクを、と駐車場までの帰り道に昔ながらの喫茶店かパーラーを探していると偶然重厚でキングダムな喫茶店を発見!

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ステンレスのコップで飲む風情満点のアイスコーヒー、味も美味しかったです。

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昔、新宿伊勢丹最上階にある軽食&コーヒー専門店でレストランやホテルと掛け持ちで2年ほどアルバイトしていたんですが、そこで入れてたアイスコーヒーの味に似ていました。「深煎り」という最近の言い方ではなく昔ながらの「ストロングロースト」という言葉がピッタリな味です。

縫い子は「あまり好きではないけど・・・」と言いながらワッフルを。

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一口食べましたが男子な私には甘すぎて口の中が痺れましたがソースは酸味があり好きな味でした。


年に数回訪れる神戸ですが、兎にも角にも時間がないのでお客さまのお店や紹介して頂いているお店になかなか行けてません。プライベートでゆっくり歩きたい大好きな街です。




本日のBGMはこれ!

「sigur ros」



日本はこのPVのような状況に世界で一番近い国だと危機感を持ちたいですね。
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by unsane001jp | 2015-07-12 11:49 |