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テントを背負って山を歩いてきます

私(♂ TAGO-MAGO)が西日本で一番好きなトレッキングコース

「三嶺~西熊~天狗塚」

をテント背負って一人で歩いてきます!
四国で唯一熊の生息地で、しかも今回起点のフスベ谷・カンカケ谷は熊の痕跡や目撃情報が頻繁にあるコースなので気を引き締めて行って来ます。熊は冬眠前で大好物のドングリ、栗、柿を探して活発に移動している季節なので出会い頭で遭遇しないように周辺を観察しながら全神経を尖らせ、自然と野生の緊張感を思いっきり楽しみます!


今の時代で、この高知県で、熊の存在を意識し感じる自然界の緊張感も私は楽しみたいです。
熊が多数生息する森に入ることで人間は絶対的な生き物でも存在でもなく、森や熊や湧き水の一滴がこの世で絶対的な存在であると感じることが出来ます。
夜、テントで寝ていると「カサッ」っと葉っぱが動く音だけで目覚める恐怖心。テントの横を動物が歩いている音が聞こえ、シカ?タヌキ?カモシカ?もしかしてクマ?…と全身が震えるあの緊張感。
自分を試されている気がします。
男を試されているようにも感じます。



「人間は自然を飼い馴らし、征服しようと続けている。しかし私たちがほんの少しだけ残っているクマが自由に歩きまわっている原野を訪れると、まだ私たちは本能的に恐怖を感じることができる。それはなんと素晴らしい感覚なのだろう」 

 星野道夫


行って来ます!
by unsane001jp | 2012-11-01 00:44 | 日記